伊勢の旅、2日目は、早朝の内宮から。鳥羽から始発の電車に乗って五十鈴川駅で予約しておいたタクシーに乗りました。まだバスも走っていない時間なのであたりは誰もいません。
内宮に到着すると、大きな宇治橋鳥居が見えました。外宮は左側通行でしたが、内宮は右側通行で回ります。
五十鈴川御手洗場です。手水舎もありますが、神聖なこの川で手を洗い清めます。
早朝の内宮は、しんと静まり返っていて神秘的なところでした。歩いているだけで心が洗われるようです。
この階段の先に、御正宮があります。日本人の総氏神、天照大神をおまつりした聖地です。階段を1段1段上がりながら、心臓がドキドキしてきました。今までヨーロッパの教会にもいくつか行きましたが、こんなに緊張したのは初めてです。
御正宮には警備員がついています。白い布の向こうには砂利が敷き詰められた広いスペースがあってその奥に本殿らしき物が見えます。ちょうど同じ頃に回っていた方が、ご祈祷されていました。塀の中では何かの儀式が行われていました。御正宮ではお願いごとをするのではなく、感謝の気持ちをお伝えします。名前と住所と感謝の気持ちを伝えてから、来年の式年遷宮で工事中になっている新しい新正殿の前の階段を降りて、天照大神の荒御霊をおまつりする荒祭宮へ向かい、お願いごとをしました。1時間ほどの内宮参拝。この後、月読宮に向かい、お参りしてからホテルのある鳥羽へ戻りました。
早朝からたくさん歩いたのでお腹がペコペコです。朝食はビュッフェ。楽しみにしていた伊勢海老のビスクスープやシェフが焼いてくれるオムレツも堪能しました。 お腹いっぱいになり部屋で一休みしてチェックアウトしてから、またまた伊勢に戻りました。
伊勢市駅から徒歩で宇治山田駅へ。こちらは皇室などが参拝の際に利用する駅です。レトロな駅舎で、中も細部にすてきなデザインが施されています。ここからGWの臨時バスに乗りまた内宮へ。
内宮では、この日から春の神楽祭が開かれていて、内宮参集殿能舞台で披露されていました。この日の奉納者は、東京都 金春円満井会とのことでした。
この後、またぐるりとして、今回利用したご朱印巡りきっぷの冊子に内宮のご朱印をお願いしました。その場で手書きして頂けます。
今回とても楽しみにしていたのは、赤福。期間限定の赤福氷もいただくことができました。抹茶のかかったかき氷の中にあんこが入っています。
向かいのお店では、赤福をいただきました。ご朱印巡りきっぷに赤福の無料券がついていました。五十鈴川沿いのお店でゆったりといただきたいところですが、観光客ですし詰め状態でした。でも、とてもおいしかったです。
赤福
http://www.akafuku.co.jp/index.html
ご朱印巡りきっぷ
http://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/shuin/index.html
おかげ横丁などをぶらぶらして少し早めに名古屋へ。そして東京へと帰路につきました。
伊勢神宮での参拝は、とてもすばらしい経験でしたが、特に内宮へ早朝参拝できたことは本当に良かったと思いました。また、伊勢神宮に参拝する時は、早朝の清々しい空気の中を歩きたいと思います。
2年前くらいから是非行ってみたいと思っていた伊勢神宮に4/27〜28にかけて旅してきました。前日品川に一泊し、始発の新幹線で名古屋へ。その後、近鉄に乗り換えて伊勢市まで。そこでJRに乗り換えて二見浦に着きました。
二見浦には二見興玉神社があります。 導きの神様猿田彦大神をおまつりする神社です。二見は「みそぎ」の場所だったそうで、ここからお伊勢参りをスタートしました。
二見浦の駅から歩いて15分くらいで海沿いの神社に到着。まずは手水舎で手を洗い口をすすぎ、お参りしました。そこから海沿いに少し行くと、鳥居の向こうに見えるのが写真の夫婦岩です。縁結びや夫婦円満のご利益があるそうです。我が家はおかげさまで夫婦円満ですが(笑)、末永く円満に暮らせるようにとお参りしてきました。大きな岩に比べると小さい岩が本当に小さくて可愛らしい奥さん岩という感じでした。さらにその奥に歩いていくと龍宮社があります。こちらもお参りして二見浦駅に向かい、電車で伊勢に戻りました。
伊勢市駅に着いたら早速腹ごしらえです。GW前日のためまだ閑散としていたので並ばなくても余裕でお店に入る事ができました。こちらのうどん、普通の麺に見えますが、ぶよぶよしてとてもやわらかく、不思議な食感です。真っ黒なたれは甘さはあまりなく、見た目ほどしょっぱくもない味です。初めてのおいしさでした。
山口屋
http://www.iseudon.jp/index.html
食後、バスに乗って次の目的地、猿田彦神社に向かいました。伊勢神宮では結婚式ができないのでこちらで挙式をしてから内宮を参拝するそうです。 まずはこちらにお参りして隣にある佐瑠女神社でもお参りを。こちらは芸能の神様です。お店の良いアイデアが浮かぶようにとお参りしてきました。
猿田彦神社
http://www.sarutahikojinja.or.jp/
バスに乗って外宮に向かいました。外宮は、豊受大神宮です。豊受大神をおまつりしています。天照大神の食事を司る女神様で毎日2回神様にお食事を奉る儀式があります。その時間には行けなかったので儀式は見る事ができませんでしたが、緑に囲まれていて清々しい気持ちになりました。ぐるりと一回りして、神馬様、笑智号のやさしいまなざしに癒されてました。
外宮
http://www.isejingu.or.jp/geku/geku.htm
外宮を後にして、月夜見宮へ。天照大神の弟神、月夜見尊をおまつりしている外宮の別宮です。
こちらを参拝して1日目は終了。宿泊先の鳥羽へ向かいました。
月夜見宮
http://www.isejingu.or.jp/geku/geku1.htm
鳥羽は、海沿いにあります。鳥羽駅から送迎のバスに乗り急な坂を上って宿泊先の『鳥羽国際ホテル』に到着しました。こちらのホテルは皇室御用達とのこと。お部屋からの絶景にホテルの外観やお部屋を撮り忘れました。オーシャンビューのお部屋だったので窓からは海が一望でき、右端からはミキモト真珠島(写真の位置よりもっと右)が見えました。
写真がないので公式サイトの部屋のリンクへ
http://www.tobahotel.co.jp/stay/guestroom/oceanview_suite.html
絶景を堪能してから下のラウンジでお茶をして、有名なチーズケーキを食べ紅茶を飲みながら一休みしました。その後、系列の温泉宿『潮路亭』の温泉に。送迎があるので便利です。
潮路亭の温泉は、4月にリニューアルされ、パールオーロラ風呂が新設されました。このお風呂には真珠やアコヤ貝からしか抽出できない成分が配合されていて、入ると肌がオーロラ色に輝きます。まだ明るい時間に入ったので肌のオーロラカラーがきれいに輝きとても高貴な気分になりました。その他温泉露天風呂と内風呂を堪能してたくさん歩いた足を癒してホテルに戻りました。
http://www.shiojitei.jp/hotspring/perl.html
一休みしていると夕食の時間になりました。名物のアワビが食べられるコースです。こちらは白身魚のパイ包み焼き。中はクリーミーでとても美味しかったです。
ブイヤベース風スープは、魚介類のおいしさが凝縮されていました。
Monさんが楽しみにしていたアワビ。 こちらは私がいただいたスプーマ仕立て。Monさんは肝ソース仕立てを堪能しました。
デザートの頃にはお腹いっぱい!
写真に載ってないお品が他に2品ほどありました。小食の我が家はやはりお腹がパンクしてしまいましたが、とても美味しかったです。
翌日は、始発で内宮に向かうため3時起きです。夜はのんびり過ごして 翌日に備えます。いよいよ旅のメインの内宮参拝のために予習予習。
鳥羽国際ホテル
http://www.tobahotel.co.jp/