2012年の4月以来2度目の伊勢神宮参拝に行ってきました。
今回は、息子を連れて元気に育っていることのご報告を兼ねてのお礼参りでした。
新幹線や特急に乗り継ぎ、目的地の伊勢市駅まで長い旅でした。息子がいたので、前回よりもずっと遠くに感じました。電車の中では、事前に口コミ等で調べておいたシールブックや新しい新幹線のおもちゃを準備して行ったのでなんとか凌げました。
伊勢市駅前で荷物をホテルに配達してもらう手配をして、バスで猿田彦神社へ向かいました。本来は二見浦からお参りするので、前回は品川に前泊して始発で行きましたが、今回は息子がいることもあり、みちひらきの神様である『猿田彦神社』からスタートです。同じ敷地内にある佐留女神社にもお参りしました。こちらは、芸能の神様と呼ばれ、ミュージシャンや役者の方もお参りするそうです。
今回の参拝ルートは、猿田彦神社ー外宮ー内宮(子安神社含む)にしました。ちなみに、前回の参拝ルートは、二見興玉神社ー猿田彦神社ー外宮ー月夜見宮ー内宮(子安神社含む)ー月読宮でした。
猿田彦神社からバスで外宮に移動しました。猿田彦神社は内宮に近いのですが、先に猿田彦神社に参拝してから外宮を参拝するのが良いそうです。
息子は初めての大きな神社に緊張しながらも 二礼二拍手一礼を一生懸命しながら参拝していました。抱っこも多く、高齢出産だったので私も年の少し離れた主人も筋肉痛にやられました(汗)。
おはらい町の赤福本店の奥にかかる橋を渡りつきあたりを曲がったところに宿泊した旅館へ続く階段が見えてきます。この写真の向こうにその看板があるのですが小さくて見にくいです。階段の途中に小さな神社と子供を守るお地蔵さんがありました。一礼して旅館へ向かいました。
前回は、鳥羽にある鳥羽国際ホテルに宿泊しましたが、今回は子連れで早朝の内宮参拝を予定していたので内宮から徒歩で行ける『いにしえの宿 伊久』さんに宿泊しました。
こちらの旅館は、以前宿泊したことのある、飛騨高山『深山桜庵』、箱根 『雪月花』と同じ系列の宿で、ホテルと旅館のちょうど良いとこどりが特徴。付かず離れずのおもてなしが心地よいです。チェックインして鍵をもらったら自分で部屋に向かいます。旅館で仲居さんに案内して頂いたりお布団を敷いて頂いたり、心付けが必要なのかな?など心配で旅館から足が遠ざかってしまっている方にはおすすめです。
こちらは、貸し切り風呂。天然温泉です。4カ所ありましたが、到着時全部空いていたので中を見て息子と入れそうなこちらを選びました。 しかし、お湯は熱めで、おそらく42、3度はあったとおもいます。「あつい!あつい!」と息子は入らず、ぐるぐるお風呂の周りを回ってお湯遊びしていました。臭いもなくさらっとした気持ちいいお湯でした。
言い訳というわけではないですが(やはり言い訳ですが…)2歳の息子のやんちゃぶりはますますすごいことになり、私も主人も写真を撮っている余裕があまりありませんでした。大好きな料理の写真も、「食べられるうちに食べちゃおう!」ということで、撮ることを思い出した頃にはお腹の中でした。
ということで、一番最初の余裕のある時に撮った前菜のみ。ホタルイカや小さな鮑、イカの塩辛等、お食事にサービスされた瓶ビールによく合いました。この後、お造りや焼き物、松阪牛や伊勢エビの陶板焼き、てごねずしや伊勢うどんなどの地元料理も堪能して大満足でした。翌日のお昼にてこねずしか何か食べようかと悩んでいたので、ここで食べられて良かったです。
2歳まで添い寝で食事なしの場合は宿泊料金無料だったので、食事を取り分けしましたがご飯とふりかけ、ぬるめのほうじ茶をサービスしてくださいました。使い捨てエプロンは持参した物ですが、用意されていた子供用食器類も偶然アンパンマンでお揃いみたいになりました。♪
食後は大浴場に向かいました。息子は主人と男湯へ。私はゆっくりと露天風呂に入り疲れを癒しました。しかし、男湯の方は、息子が案の定「あつい!あつい!」とほとんど入れず唯一温泉ではないシルキー風呂に少しだけ入って上がってしまったそうです。風呂上がりにアイスキャンディーのサービスがあったのもうれしいです。
こちらの旅館系列は食事が2部制になっていて、6時からの場合は22時頃から夜鳴きそばがいただけます。 いつもなら夜鳴きそばを食べに行くのですが、翌日早朝参拝に行くのと13キロ近くある息子を抱っこして疲れ果てたので早めに寝てしまいました。遅い食事の場合は、夕方にお凌ぎ(天むすとお味噌汁)がお部屋に出されるそうです。
前回の伊勢旅行
伊勢旅日記ー第1日目ー
伊勢旅日記ー第2日目ー
いにしえの宿 伊久
http://www.hotespa.net/hotels/ikyu/opening/index.html